エガの鬼嫁日記

世の中の鬼嫁を持つ全ての悲しき夫達へ〜

私も勇気を出す時か…?

<p>今週のお題「読書感想文」</p>

 

読書感想文…

 

私の記憶の中にある初めての読書感想文は

 

「エルマーの冒険」

 

このお題を見てすぐに思い出したました。

 

つい先日も、小学生になった子供に本を買う事になった為本屋に行くと この本が…

 

懐かしさに本を手に取り、昔感銘を受けたこの本を是非息子にも見せてあげたいと思い、嫁にこれを買ってあげたいと言いました。

 

嫁は本などは一切読んでこず、文学とは程遠い人間。

私は本が好きで昔から何冊も読んでいる。

嫁も自分が本の事をわからない事は自覚しており、本選びは私に任せてもらえる話になっていました。

 

いざこの本を買ってあげたいと言うと、

 

「なんなの?この本…」

と…

 

「俺が昔読んで凄く面白かった思い出がある本だよ。色んなアイデアで危機を乗り越えたりして、考える力も付くし、優しい考え方も覚えられると思うから良いと思うよ!昔これを読んで凄く感銘を受けた本だよ。これを見てから本が好きになったのかもしれない」(早口)

 

「はっ?アンタが読んで優しい考え方とか言われても全然納得出来ない…あの時も…そうだ!あの時も!

アンタみたいな人間にそんなこと言われてもなんの説得力もねーんだよ!

大体何⁉︎自分は本をよく知ってますみたいな言い方⁉︎私が本読んだり勉強してなかったからとか馬鹿にしてんの⁉︎

ポケモンの図鑑欲しいって言ってたからそれ買うわ!」

 

いやいや…確かに興奮して早口になったのは認めます。

でも、ホントに馬鹿にする感情なんてなかったし、任せるって言われたから張り切ってしまったんですよね。

結局ポケモンか…

まぁ、それは確実に子供が喜ぶので喜ばしい事です。

なんせ、出かける前に嫁は

「今日は勉強の本買うから欲しいの買うわけじゃないからね!と子供とエガに言い聞かせていたので…」

結果的に子供が欲しがってた本を手に入れられたのは僥倖でしょう。

 

 

ただ…興奮した嫁はその後も執拗にエガを罵倒し続ける…

本屋の店員さんも引いているのが目に見えて分かる…

 

そうだ!エルマーはどんな時もリュックに詰め込んだ色々な道具と頭脳で危機を乗り越えていったじゃないか!

何かこの危機的状況を切り抜けられる道具はないか⁉︎

私は背中に背負った 子供用の道具が入ったリュックから迷う事なく道具を取り出す。

どこかの未来から来たポンコツ猫型ロボットとは違い、すぐに目標の物を手に取り、使用する…

 

テレレレン♪

「ハンカチ〜フ〜〜〜♪」

 

私はエルマーと同じようにリュックに入れた道具の中からその時に必要な最適な道具を選び、使用した。

 

幸い、店の人や子供達に涙を見せることなく切り抜ける事が出来ました…